柱の大きさって決まりがあるんすか?

先日ある方から

 

黒柱の足元が腐っているので

変えたいんですが

大きさが24cmほどあるんですが

豊北さんにありますか?

 

 と言うお電話がありました! 

父に聞くと

『あるよ~!!』と言うので

倉庫から出してもらい

今日はその方に見ていただきましたニコニコ

 

 

あったのは2本

↓1本目(かなり割れが入っています)

 

 

↓2本目(まあまあいい感じ)

↑26cm強あります
ちなみにちょっと小さいけど(3本目)

全部『欅(けやき)』という樹種だけど

 

3本目の小さいものが

一番高いんです

欅でもいい部位のところです

これらは全部「荒材(あらざい)」と言って
木の肌がザラザラしています

これをきれいな肌に加工すると

小さくなりますね

 

 

今の家は柱が見えない家になってるので

柱の大きさを気にされる方は

ほとんどいませんが

木の好きな人・木の強さを知っている人は

たとえ見えなくても

柱の大きさを気にされます

 

今の家の柱の大きさは

ほとんどが105角(105㍉×105㍉)

昔の家は120角(4寸角の120㍉×120㍉)

・・・と言っても

実際は118㍉くらいが多いです

 

昔は120㍉のものをきれいな肌にするので

118㍉くらいになるんです

 

ただ今120角の柱でと言われると・・・

きっちり120角の柱になりますよ!

↓120㍉あるでしょー

 

 

古民家と言われるような

茅葺きの家の柱は

山の木を伐り出して

材料を作っているので

柱が同じ大きさじゃない事があるんです

 

そういう意味では

柱の大きさなんて

決まっていないよ!

と言いたいところですが

 

最近の家は大壁で

プレカットで加工するとなると

柱の大きさは統一しないと難しいので

105角か120角になります

 

リフォームの場合は

その家に骨組みに

合わせないといけないので

臨機応変に対応します!

 

今子供達が

医療のドラマをみてるんだけど

 

考えてみたら

リフォームって

手術みたいですね上差し

 

ほんま手術じゃーニコニコ

 

めずらしい木材もあるので

またご紹介しますね!

今日もありがとうございました!

 

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